
- 転職してより好条件で働きたい!
- 残業が多くて家事・育児に時間が取れないのが不満。
- 労働時間の割に給料が低い・・・。
ただ業務をこなす日々にどこか虚しさを感じ、心が満たされない…。転職活動はそんな日常から抜け出す方法のひとつです。
ただ、薬剤師の転職市場は広く、特に初心者はどこから手をつければいいのか分からないことでしょう。
そこで本記事では、転職活動の経験から学んだ、転職に失敗しない・転職成功率を高める方法を以下の5ステップで紹介します。
転職活動の5ステップ
転職活動を成功させるヒントが詰まっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
転職活動をゼロからサポート
STEP0.薬剤師の転職をはじめる前に

転職活動を始める前に、自分自身の状況と市場動向を理解しておくことが大切です。焦らず冷静に、現状分析と情報収集を行いましょう。
転職しない転職活動とは
転職活動は必ずしも「いまの職場を辞めること」を意味しません。新たな職場へ転職することだけでなく、情報収集も含まれます。
- 市場価値の調査
- 業界の動向や将来性
- 人脈づくり
市場平均よりも収入が低いなら、いまの会社に対する給与交渉の材料として利用するのもよいでしょう。
新たな職場を見つけるだけが転職活動ではありません。業界の動向や将来性を知ることも大切です。
転職に潜むリスクとは
転職には以下のようなリスクが伴います。
- 新たな環境への適応
- 人間関係の再構築
- 転職先のミスマッチ
- 現在の職場との関係悪化
- キャリアの停滞・後退
これまで経験した業務によって専門性は異なるため、業種が変わると仕事内容も大きく変わる可能性があります。
場合によっては、転職だけでなく、副業やダブルワークが最適解になるケースもあります。
市場の動向・年収事情を調べてみよう
薬剤師の需要は、地域や業種によって大きく異なります。都市部と地方、調剤薬局と病院、ドラッグストアなど、それぞれの年収相場や労働条件を事前に調査しておくことが重要です。

厚生労働省の発表によると、薬剤師の平均年収は577.9万円です。
さらに詳しい年収の情報は、こちらの記事にまとめていますので、ぜひ一度ご覧ください。
STEP1.転職活動の事前準備

転職活動を行う中で事前準備が最も大変であり、転職成功を左右するほど重要なポイントです。
時間をかけて丁寧に進めていきましょう。
自己分析

転職活動の第一歩は自己分析です。週末や休日を利用して、以下のポイントを書き出してみてください。
- 現職で不満を感じること
- 理想とする働き方
- 自分のスキルや強み
- 譲れない条件
これまでのキャリアをふり返りながら、価値観や長所・短所、人生や仕事で求めることを書き出してみましょう。
仕事で求めることや不満の根底にある「何か」が分からなければ、転職を何度繰り返しても不満の解消にはつながりにくいものです。
自己分析をすることで、いままで気付かなかった考え方や価値観が見え、仕事に対して求めることがはっきりします。
» 自己分析のやり方について詳しく解説!(準備中)
転職活動の期間
転職活動の期間は、2〜6ヶ月程度かかるのが一般的です。焦って妥協すると、また転職を考えることになりかねません。余裕をもったスケジュールを立てることが大切です。
ただし、魅力ある求人・人気の求人は、あっという間に募集を締め切ってしまう点に注意しましょう。

ほかの薬剤師も転職活動をしているため、応募が殺到する求人もあります。
情報収集だけでなく、本格的に転職先を探しているときは、3か月を目安に行動するのがおすすめです。
おすすめの転職時期やタイミング

おすすめなのは、ボーナス支給後の1月または9月の転職です。経済的ゆとりが生まれ、精神的にも落ち着いた状態で再スタートが切れます。
また、業界の動向として、4月と10月も求人が増えるタイミングです。
これらの時期・タイミングがら逆算した、長期的な計画を立てて転職準備を進めましょう。
退職準備の同時並行
転職活動と並行して、退職の準備も進めましょう。
- 退職届の提出
- 業務の引き継ぎ
- 患者への報告
- 医療スタッフへの挨拶
退職届は会社規定に沿って提出してください。一般的には、1~3か月前までに退職届を提します。
業務の引き継ぎや挨拶まわりも大切です。特に、患者や医療スタッフとの関係が構築されている場合、突然の退職は避けましょう。
» 退職の進め方について詳しく解説(準備中)
STEP2.情報収集・履歴書作成

理想の転職先を見つけるためには、質の高い情報収集と自己アピールにつながる履歴書作成が必要です。
求人情報情報の探し方
求人情報を探す方法は、大きく分けると3つあります。
求人情報の探し方
1.転職サイト・転職エージェント
2.ハローワーク
3.知人の紹介
薬剤師の求人は転職サイトや転職エージェントを活用することで、簡単に検索可能です。転職エージェントは、希望条件に沿った求人案内をしてくれます。

在職中に転職活動を進めるときは、転職エージェントの利用がおすすめです。
ハローワークは、公的な就職支援です。地元の中小企業の求人が見つかるほか、職業訓練を利用した他業種への挑戦も実現できます。
» 転職エージェントとハローワークを徹底比較!
このほか、知人からの紹介で新たな職場を見つけたり、薬剤師会で公開している求人から探し出したりするのもひとつの方法です。
» 転職サイトは使わない方がよいのか徹底解説
履歴書の作成方法
履歴書を作成する場合、薬剤師専門の転職サイトを活用することをおすすめします。

履歴書・職務経歴書のフォーマットが準備されており、アドバイザーからの添削も受けられますよ。
もちろん、自分でゼロから作成するのもよいですが、客観的意見をもらうことが大切です。第3者の視点からアドバイスをもらい、履歴書・職務経歴書をブラッシュアップさせましょう。
必要項目を入力するだけで、自動的に履歴書・職務経歴書を作成してくれる転職サイトもあります。
» 履歴書作成なら「CME薬剤師」がおすすめ
STEP3.求人の応募・面接・職場見学

応募先が決まったら、実際に現場を見て、人と会って判断することが大切。肌で感じないと分からない、実際の職場の雰囲気を体感しましょう。
いい求人が見つかったら実際に足を運んでみよう!

希望条件に合った求人が見つかったら、その職場を訪れてみることをおすすめします。
職場の雰囲気や従業員の様子など、求人情報だけでは得られない情報を肌で感じ取ってください。アポを取って訪問したり、患者として訪れたりするのもよいでしょう。
転職先で馴染めるか、雰囲気に合っているかイメージするためにぜひ一度、見学に行くことをおすすめします。
職場見学の機会は逃さないこと
職場見学の機会があれば、ぜひ参加しましょう。見学時のチェックポイントは以下の通りです。
チェックポイント
・スタッフの雰囲気
・職場環境
人間関係や設備・職場環境が最重要ポイントといっても過言ではありません。繰り返しになりますが、肌で感じた直感が大切です。
また、面接の際に見学に来たかどうか聞かれたり、転職の合否に影響したりすることもあります。
病院や一部の調剤薬局では、職場見学の機会を設けている企業もあるため、見学のチャンスは逃さないようにしてください。
面接でよくある質問5選
転職活動の中でも、特に面接を苦手とする薬剤師は少なくありません。ここでは、実際に聞かれた面接での質問を5つご紹介します。
実際に面接で聞かれた5つの質問
Q.転職を考えた理由は?
Q.この薬局・病院を志望する理由は?
Q.あたなの長所と短所を教えてください
Q.ストレスを感じたときの対処法は?
Q.最後に何かひと言あればお願いします。

長所と短所はすべての面接で聞かれた経験があります。回答を準備しておくのがよいでしょう。
面接対策についてまとめた記事もありますので、こちらの記事も参考にしてください。
» 薬剤師のための面接対策について解説
STEP4.内定・退職

転職活動もいよいよ大詰め。特に、複数の内定通知が届いたときは、慎重かつ誠実に対応しましょう。
内定受理する?辞退する?
内定通知が届いたら、受理するか辞退するか決めなければなりません。内定通知から1~2週間までに返事を出すのが一般的です。
複数の内定通知を受けたときは、慎重に決めましょう。決断のポイントを以下にまとめました。
- 給与や福利厚生などの雇用条件
- 勤務時間・休日日数
- キャリアアップの将来性
- 通勤の利便性
- 職場の雰囲気との相性

特に、職場の雰囲気と合うかどうかは非常に重要。だからこそ、実際に職場を訪れることをおすすめしています。
辞退するときは、丁寧に誠意をもって伝えるよう心がけてください。相手に対する配慮を忘れないよう気をつけましょう。
円満退職の秘訣とは
円満退職の秘訣は、退職の意思を早めに伝え、申し送りや引き継ぎをしっかり行うことです。人間関係を大切にすることで、今後につながる良好な関係が築けます。
- 1~3か月前には退職の意思を伝える
- 引き継ぎやあいさつ回りは怠らない
- マニュアルや手順書の準備
仲の良い先輩や同僚にはあらかじめ伝えておき、後輩が困らないよう、マニュアル等を作成するのがベストです。

今後もお互いにやり取りができるような関係を築けるよう、円満退職を目指しましょう。
退職後すぐに働く予定が無い場合は、公的手続きが必要になります。
» 退職後の手続きについてはコチラ(準備中)
STEP5.新たな職場での仕事開始

新しい職場での第一印象はとても重要です。過去の実績に頼るのではなく、謙虚に学ぶ姿勢を持って新たな環境に飛び込みましょう。
新たな職場での心構え
新たな職場での心構えを以下にまとめました。早めに職場に馴染むよう、努力することを忘れてはいけません。
- 謙虚な姿勢で業務を覚える
- 積極的に質問し、職場のルールを理解する
- 前職の方法にこだわりすぎない
転職後の1か月間は非常に大切です。職場環境になれるためにも、コミュニケーションを積極的にとるよう心がけましょう。

些細な会話はもちろん、お弁当を一緒に食べるのもおすすめです。
業務中は周りの動きを観察し、自分が何をしたら効率よく仕事が進むか考えましょう。いままでの仕事のやり方に固執するのはNG行為です。
「転職=ゴール」ではない
転職はゴールではなく新たなスタート。新しい環境で自分の力を発揮しながら、さらなるキャリアアップを目指しましょう。定期的に自己評価を行い、常に成長を実感することが大切です。

結婚・出産などのライフイベント毎にキャリアプランを見直してみましょう。
挑戦するチャンスがあれば、再転職してキャリアアップを目指してみてください。
ステップ1~5までのサイクルを繰り返しながら、薬剤師としてのキャリアはもちろん、より豊かな人生を歩みましょう。
まとめ:転職エージェントを活用して転職成功を成功させよう

薬剤師の転職活動は以下の5ステップに分けられます。
- 転職活動の事前準備
- 情報収集と履歴書の作成
- 求人の応募と面接・職場見学
- 内定・退職
- 新たな職場での仕事開始
転職活動は必ずしも「いまの職場を辞めること」を意味しません。市場の動向や年収相場を知るのも転職活動に含まれます。
仕事を続けながら転職活動を並行するときは、転職エージェントを活用するのがおすすめ。あなたの希望条件に沿った情報収集をしてくれ、転職活動をトータルでサポートしてくれます。
キャリアアップや理想の職場環境で働くためにも、計画的な転職活動を心がけましょう。
転職活動をゼロからサポート

コタロ
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- 薬剤師9年目・管理薬剤師×学校薬剤師
- 4度の転職を経験
- 副業Webライター(くすりの窓口コラム執筆)
公務員→薬局→病院×薬局のダブルワーク→薬局(継承予定)
薬のニュース・トレンドや、副業情報・転職ノウハウを発信しています。
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