

もう3回も転職してる……。次の面接で、回数のせいで不利にならないかな。
転職の回数が増えてくると、次の面接で不利にならないかが気になりますよね。
僕は薬剤師になって10年で、4回転職しました。それでも、4回とも年収は下がりませんでした。
先に結論を書くと、僕は転職の回数で不利だと感じたことはありません。大事なのは回数より、なぜ辞めたかを説明できるかどうかです。この記事では、僕の4回の転職と、面接で実際にあったことをお伝えします。
この記事でわかること
- 4回転職した僕の年収の流れ
- 面接で転職の回数に触れられたときのこと
- 人間関係で辞めたときの、理由の話し方
- 回数が気になるときの面接の準備
- 転職の回数を増やさないためにできること
薬剤師の転職回数|4回転職して年収は一度も下がらなかった
まずは、僕がどんな順番で職場を移ってきたかを見てください。

4回の転職と年収の流れ
| 職場 | 年収 | 辞めた理由 |
|---|---|---|
| 公立病院(新卒) | 約420〜450万円(辞めるころ) | 奨学金の返済と結婚が重なり、当時の手取りでは生活が組めなかった |
| 調剤薬局 | 約520万円 | 病院で働きたかった・仕事に物足りなさを感じた |
| 個人病院 | 約600万円 | 院長と合わず、薬剤師が僕ひとりになった |
| 薬局のパート(短期間) | 時給2,500円 | (書いていません) |
| 在宅薬局(いま) | 約720万円 | (いまの職場) |
※薬局のパートは短い期間だったので、時給で書いています。フルタイムで働いた期間も含めて、年収が下がった回はありません。
4回移って、年収は約420万円から約720万円になりました。調剤薬局は約1年3か月、個人病院は約2年で辞めています。それでも、年収が下がった回は一度もありません。
4回の転職の決まり方
4回の転職は、決まり方もそれぞれ違いました。
- 公立病院から調剤薬局へ:知人の紹介で決まった
- 調剤薬局から個人病院へ:エージェント経由でWEB面接、そのあと見学と院長との面接。担当者が年収を交渉してくれた
- 個人病院から薬局のパートへ:もともとパートで働いていた薬局で、フルタイムで働くことにした(エージェントは使わず)
- 在宅薬局へ:エージェントに登録して、紹介は約8社、面接は3社。登録から入社まで約2か月
3回転職したあとでも、約8社を紹介してもらい、3社と面接できました。回数を理由に、門前払いされることはありませんでした。
面接で回数に触れられたこと
面接で、転職の回数について触れられたこともあります。でも、それぞれの職場を辞めた理由を説明したら、問題にはなりませんでした。
回数そのものより、なぜ辞めたのかを説明できるかどうか。これが、4回転職して僕が感じたことです。
薬剤師の転職回数より大事なこと|なぜ辞めたかを説明できるか
回数より大事なのは、辞めた理由を自分の言葉で説明できることです。僕の面接での経験から、3つに分けてお伝えします。

面接で聞かれた辞めた理由
転職の面接では、前の職場を辞めた理由を聞かれました。職場の数だけ、辞めた理由があります。
人間関係で辞めたときの話し方
個人病院を辞めた理由は、院長と合わなかったことと、薬剤師が僕ひとりになったことです。ただ、面接では人間関係の話はそのまま出さず、次にやりたいことを理由として話しました。在宅医療にもっと関わりたい、という話です。
細かい言い回しまでは覚えていません。在宅医療に関わりたい気持ちは本当にありました。ただ、人間関係の話をしないための理由でもありました。いまの職場を探すときには、エージェントにも「在宅薬局で働きたい」と伝えました。
回数より大事な理由の説明
振り返ると、回数そのものより、なぜ辞めたかを説明できるかどうかが大事だったと思います。
薬剤師の転職回数が気になるときの準備|辞めた理由を回ごとに整理
回数が気になるなら、面接の前に辞めた理由を整理しておきましょう。

①辞めた理由を回ごとに書き出す
上の表のように、職場ごとに辞めた理由を1行ずつ書き出してみてください。書き出しておくと、面接で聞かれたときに答える準備になります。
②次の職場でやりたいことにつなげる
辞めた理由だけで終わらせず、次の職場で何をしたいかにつなげて話すと、前向きに伝わります。僕の場合は、在宅医療に関わりたいという気持ちでした。
うその理由を作るのではありません。本当にある理由のうち、次の職場につながるほうを話す、という考え方です。
面接でよく聞かれる質問は「薬剤師の面接対策」、職務経歴書の書き方は「職務経歴書の書き方」にまとめています。転職全体の進め方は「薬剤師の転職の流れ」で順を追って書きました。
薬剤師の転職回数を増やさないために|入る前に見学と逆質問
回数で不利を感じたことはないとはいえ、合わない職場に入ってしまえば、また転職を考えることになります。
いまの職場で僕がしなかった見学と逆質問
いまの在宅薬局に入るとき、先方の都合で見学ができませんでした。面接でも、逆質問をしていません。
入ってみると、一緒に働く人が合わず、満足度は低いままです。合わない職場に入れば、また転職を考えることになります。入る前に自分の目で確かめておけばよかったと後悔しています。
見学で確かめたいこと
職場を選ぶときは、見学で働く人の様子を確かめてください。何を聞けばいいかは「調剤薬局の見学で聞く質問」にまとめました。見学や面接の段取りを任せられるエージェントは「薬剤師転職エージェントおすすめ3選」で比べています。
薬剤師の転職回数でよくある質問|何回までと1年で辞めた場合
転職の回数について、気になりやすい2つに答えます。
薬剤師の転職回数のまとめ|回数より辞めた理由
4回転職した僕の経験から、転職の回数との付き合い方をまとめました。
- 4回転職したが、年収は一度も下がらなかった(約420万円から約720万円)
- 面接で回数に触れられたこともあるが、理由を説明したら問題にならなかった
- 3回転職したあとでも、約8社を紹介され3社と面接できた
- 人間関係で辞めたときは、次にやりたいことを理由として話した
- 回数を増やさないために、入る前に見学と逆質問で確かめる
転職の回数が気になっているなら、辞めた理由と、次にやりたいことを言えるかを確かめておいてください。

コメント