

薬剤師、もう辞めたい……。でも、こんなふうに思うのは甘えなのかな。
夜中にスマホで「薬剤師 辞めたい」と検索して、この記事にたどり着いたのかもしれません。
僕は、公務員病院・調剤薬局・個人病院・在宅薬局と、4種類の職場で働いてきた薬剤師です。いまは在宅薬局で管理薬剤師をしています。
そして正直に書くと、僕はいまも「辞めたい」と思いながら働いています。
この記事では、僕が辞めたいと思った瞬間と、辞めると決めるまでの迷い、そして4種類の職場を経て分かった答えをお伝えします。
この記事でわかること
- 「辞めたい」という気持ちの正体
- 僕が辞めたいと思った2つの瞬間
- 辞めると決めるまでに迷ったこと
- 辞めたいときに進めておく準備
- 次の職場で後悔しないための見方
薬剤師を辞めたい気持ちの正体|職業ではなく「いまの職場」

最初に、僕の考えをお伝えします。「辞めたい」と思っているのは、あなただけではありません。
いまも辞めたいと思いながら働く僕
これまで働いた職場の中で、いちばん「辞めたい」と思ったのは、いまの職場です。
家庭の事情で、いまはすぐに辞められません。その事情がなければ、とっくに辞めていたと思います。
辞めたいのは薬剤師という職業ではない
薬剤師という職業を辞めたいのではなく、いまの職場を辞めたいのだと思うんです。
4種類の職場で働いてきて、僕はそう考えるようになりました。辞めたいと思うのは、あなたが弱いからではありません。職場が合っていないだけかもしれません。
薬剤師を辞めたいと思った瞬間|4種類の職場でいちばんつらかった2つ

4種類の職場の中で、特に強く「辞めたい」と思ったのは2つです。いちばんはいまの職場、その次が個人病院でした。
個人病院:ひとり薬剤師で相談相手がいない日々
個人病院では、薬剤師は僕ひとりでした。仕事で悩んでも、相談できる相手がいません。
在宅薬局:昼食抜きで講習を受けた日
いまの職場での出来事です。社長と一緒に出席しなければならない講習会がありました。会場は市外で、始まるのは午後からです。
お昼は、現地に着いてから取るものだと思っていました。ところが、食事を取らないまま講習を受け、そのまま車で帰ってきました。
車を運転していたのは、僕です。

大切にされていないな、と感じた出来事のひとつです。
薬剤師を辞めたい理由|「大切にされていない」の積み重ね
いまの職場と個人病院。辞めたいと思った2つの職場には、似た理由がありました。
一つひとつは小さな出来事
講習会の日のようなことは、本当に山ほどあります。一つひとつは小さな出来事です。それが積み重なって、最後のきっかけで「辞める」と決めてきました。
社員を駒としてしか扱っていない、大切にされていないと感じたこと。これが、僕にとって最終的なポイントでした。
理解者や仲間がいないこと
もうひとつは、周りに理解者や仲間がいないことです。
個人病院ではひとり薬剤師で、相談相手がいませんでした。いまの職場でも在宅の業務はほぼ一人で担当していて、同じ志を持つ仲間がいないことにストレスを感じることがあります。
薬剤師を辞めると決めるまで|一度は残ろうと思った
辞めたいと思っても、すぐに辞めると決められるわけではありません。個人病院のときの、僕の迷いを紹介します。
気にかけてくれた医師の存在
ひとり薬剤師で相談相手がいなかった僕を、気にかけてくれた医師がいました。話を聞いてもらい、一度は「残ろうかな」と思いました。
決め手になった心ない言葉
それでも、院長や院長夫人から心ない言葉を投げかけられたことが、最終的な決め手になりました。
次の職場はパートで働いていた薬局に
そのあとは、病院にいたころからパートで働いていた薬局で、フルタイムで働くことに決めました。そのため、このときは転職エージェントを使っていません。
薬剤師を辞めたいときは心の声に従う|準備は粛々と
では、いま辞めたいと思っている人は、どうすればいいのか。僕の考えはシンプルです。
心の声に従っていい
辞めたいという気持ちは、あなたの心の声です。その声に従うべきだと思います。
次の職場を探す準備は粛々と
ただ、次の職場を探す準備は、粛々と進めておきましょう。たとえば、次のようなことです。
- 転職エージェントに登録して、求人を集める
- 求人の中身を見極める
- 見学に行って、職場の人を自分の目で確かめる
いまの職場に転職したときは、エージェントに登録してから入社まで約2か月でした。進め方は、在宅薬剤師への転職ガイドにまとめています。
薬剤師を辞めたいときの職場選び|「誰と働くか」を見学で確かめる

次の職場を選ぶときに、4種類の職場で働いて分かったことがあります。
4種類の職場で分かった答え
お金も大事です。でも最後は、「誰と働くか」と「やりたいことか」がそろわないと、仕事は本当に楽しめません。
僕が辞めたいと思った2つの職場は、どちらも「誰と働くか」でつまずきました。
見学で自分の目で確かめる
求人票で分かるのは、お金と仕事の中身までです。「誰と働くか」は、見学に行って自分の目で確かめるしかありません。
いまの職場は、見学できないまま入りました。それも、いまでも後悔していることのひとつです。
見学で何を聞き、どこを見ればいいかは、調剤薬局の見学で聞く質問の記事にまとめました。
薬剤師を辞めたいときによくある質問|甘え・辞められない事情
薬剤師を辞めたいと感じている人が、迷いやすいことに答えます。
薬剤師を辞めたいと思ったらのまとめ|心の声と、次の準備
薬剤師を辞めたいと思ったときの考え方を、僕の経験をもとにお伝えしました。
- 辞めたいのは薬剤師という職業ではなく、いまの職場かもしれない
- 辞めたい理由は「大切にされていない」出来事の積み重ねと、仲間がいないこと
- 辞めたい気持ちには従っていい。ただ、次の職場を探す準備は進めておく
- 次の職場は「誰と働くか」を見学で確かめる
僕もいま、辞めたいと思いながら働いています。だからこそ、同じ気持ちで働いている人に、毎日の仕事が楽しいと思える職場へ移ってほしいと思っています。
次の職場を探し始めるときは、僕が実際に使った転職エージェントの体験談も参考にしてみてください。

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