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調剤薬局の薬剤師がきつい理由|在宅に移って1つ解決し1つ失った話

調剤薬局の薬剤師がきつい理由 在宅に移って1つ解決し1つ失った話
新人ちゃん
新人ちゃん

調剤薬局の仕事がきつい……。職場を変えれば、楽になるのかな?

調剤薬局で働いていて、毎日がしんどいと感じていませんか。辞めたい気持ちはあっても、次の職場で同じことにならないか不安になりますよね。

僕は薬剤師になって10年、4種類の職場で働いてきました。そのうち調剤薬局は2か所です。いまは在宅薬局で管理薬剤師をしています。

先にお伝えすると、答えはきつさの種類で変わります。仕事の中身がきついなら、仕事の種類が変わる職場に移れば解決します。ただ、人間関係は入ってみないと分かりません。職場を移ってきた僕の実感です。

この記事でわかること

  • 僕がいちばんきつかった仕事のこと
  • きつさを「仕事の中身」と「誰と働くか」に分ける見方
  • 職場を変えて解決すること、しないこと
  • 在宅薬局に移って変わったこと・変わらなかったこと
目次

調剤薬局の薬剤師がきつい理由|いちばんきつかった「毎日同じ作業」

調剤薬局がきつい理由として、よく挙がるのは忙しさや患者さんからの苦情、人手不足です。僕の場合は、少し違いました。

調剤薬局の薬剤師がきつい理由として、同じ形の調剤トレーが一列に並ぶ調剤台の前で作業する男性薬剤師のイラスト

処方せんごとに同じ流れの毎日

僕にとっていちばんきつかったのは、毎日同じ作業の繰り返しでした。

調剤して、監査して、投薬して、記録を残す。次の処方せんが来たら、また同じ流れです。

この先40年と考えたときの不安

コタロ
コタロ

そんな毎日がこの先40年くらい続くと考えると、耐えられる自信がありませんでした。

忙しい日は、もちろん大変です。でも僕には、忙しさよりも「同じこと」のほうがつらかったのです。

調剤薬局の仕事が向いている人も、もちろんいます。僕の場合は、変化の少ない毎日がこたえました。病院から移ったときのことは、病院薬剤師から薬局・在宅へ転職した話にも書きました。

調剤薬局のきつさは2種類|仕事の中身と、誰と働くか

「きつい」とひとことで言っても、中身は人によって違います。僕は、きつさを2つに分けて考えています。

仕事の中身のきつさ

1つめは、仕事そのものから来るきつさです。同じ作業の繰り返しや忙しさ、責任の重さがここに入ります。

誰と働くかのきつさ

2つめは、一緒に働く人から来るきつさです。社長や上司、同僚の薬剤師、事務さんとの関係です。

僕が働いた調剤薬局2か所は、どちらも仕事そのものは面白くありませんでした。それでも、社長さんやスタッフさんに素敵な人が多く、満足度は高かったのです。

仕事の中身がきつくても、人に恵まれていれば続けられることがあります。2つは別のものだと、僕は働きながら知りました。

自分のきつさを見分ける2つの問い

いまのきつさがどちらに近いか、次の2つを自分に聞いてみてください。

  • いまの人たちと働けるとしても、この仕事を10年続けたい?「いいえ」なら、仕事の中身のきつさです
  • 仕事の中身が同じでも、一緒に働く人が変われば続けられそう?「はい」なら、誰と働くかのきつさです

両方にあてはまる人もいるはずです。その場合も、2つを分けておくと次の職場で何を確かめればいいかが見えてきます。

調剤薬局の仕事の中身がきついなら|職場を変えれば解決する

きつさが仕事の中身にあるなら、答えははっきりしています。在宅や病院のように、仕事の種類が変わる職場を選べば解決します。

調剤薬局から在宅薬局に移り、患者さんのお宅で高齢の女性に薬を説明する男性薬剤師のイラスト

調剤薬局どうしで移るだけだと、仕事の流れはあまり変わりません。僕が働いた2か所も、仕事が面白くないのは同じでした。

在宅薬局に移って変わったこと

いまの在宅薬局では、施設や患者さんのお宅を訪ねる在宅の仕事が、毎日の中に組み込まれています。そのおかげで、毎日いろんな仕事ができています。

外来の投薬に残る繰り返し

ただ、繰り返しがまったくなくなるわけではありません。薬局に来る患者さんへの投薬は、以前と変わらない流れです。

在宅の1日の流れは在宅薬剤師の仕事内容で、移るまでの手順は在宅薬剤師への転職ガイドで紹介しています。

調剤薬局の人間関係がきついなら|変えても解決するとは限らない

一方で、人間関係は、職場を変えればよくなるとは限りません。僕の場合は、職場を変えて人間関係のほうがきつくなりました。

調剤薬局の人間関係のきつさとして、休憩室でひとり弁当を食べる男性薬剤師と奥で話すスタッフのイラスト

仕事はよくなったのに仲間がいない職場

いまの在宅薬局は、在宅の仕事の中身はいいと思っています。でも、同じ職場なのに、同じ志を持つ仲間がいないと感じています。

前の薬局では、仕事はきつくても人に恵まれていました。いまはその逆です。職場を変えて、1つは解決し、1つは失ったことになります。

見学で確かめられること

人間関係は、入ってみないと分からないところがあります。それでも、見学をすればある程度は確かめられます。働いている人の表情や、スタッフどうしの話し方は、その場に行けば見えるからです。

振り返ると、僕が見学できないまま入ったのは、いまの職場だけでした。

見学で何を見て、何を聞けばいいかは調剤薬局の見学で聞く質問に、人間関係で悩んだときの考え方は薬剤師の人間関係で転職する前に読んでほしい話にまとめています。

見学の日程を自分で組むのが負担なら、転職エージェントの担当者に任せる方法もあります。

ファルマスタッフ

見学や面接の日程を担当者が組んでくれる

調剤薬局がきついときによくある質問|在宅と人間関係の2問

職場を変えるか迷ったときに、気になりやすいことに答えます。

調剤薬局から在宅薬局に移れば、楽になりますか?

楽になるかは人によります。僕の場合は、在宅の仕事が加わって毎日いろんな仕事ができるようになりました。ただ、外来の投薬はいまも同じ流れです。

人間関係がきつくて辞めたいときは、どうすればいいですか?

次の職場の人間関係も、入ってみないと分からないところがあります。見学で働く人の様子を確かめてから決めると、同じ悩みを繰り返しにくくなります。

調剤薬局がきついときのまとめ|きつさの種類で答えが変わる

きつさの種類と、職場を変えれば解決するのかをお伝えしました。

この記事のポイント
  • 僕がいちばんきつかったのは、毎日同じ作業の繰り返し
  • きつさは「仕事の中身」と「誰と働くか」の2種類
  • 仕事の中身なら、在宅や病院のように仕事の種類が変わる職場で解決する
  • 人間関係は見学である程度確かめられるが、最後は入ってみないと分からない

職場を変えるなら、まず自分のきつさがどちらなのかを見きわめてください。辞めるかどうかで迷っているなら、薬剤師を辞めたいと思ったらに僕の考えをまとめています。

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